被害は奥に

リフォーム中にシロアリ被害が発見されたお宅から、被害状況の確認と対策のご依頼を頂きました。
リフォーム内容は、お風呂場のユニット交換とキッチン及び床の張替えです。
キッチンの床を剥がしたところ、壁内部までシロアリ被害が出ているとのことでした。
現場の確認にお伺いしたところ、お風呂場及び脱衣場のリフォームは大方終わっていました。
写真はユニットに交換したお風呂場の下ですが、アングルの隙間から確認するとお風呂場の奥の土台もシロアリ被害です。
水の染み込みもあり、腐れとシロアリ被害が進行しています。
解体した時、お施主さんには「土台の腐れ」と伝えられたそうです。
ユニットアングル下は人が入れるスペースはありません。
タイル風呂と違い、ユニットの場合壁面等に穴を開けての対処は無理です。
キッチンのシロアリ被害プラスお風呂場にもシロアリ被害が出ていたのです。
お風呂場をユニットにリフォームする場合、解体時にシロアリ対策を施すことが理想的です。
壁内部やタイル下だった土壌部分が確実に見ることが出来、薬剤処理も無駄がありません。
リフォームを施す場合、事前に床下の状況確認を施し、シロアリ等の被害等不具合を確認することで、リフォーム後のきれいになった部分を傷めることなく対処出来ます。
カテゴリ - リフォームとシロアリ
2018/08/18 (Sat)