隙間が生じることによりシロアリは侵入してしまう
防湿コンクリート構造の基礎部分とコンクリートの隙間から、蟻道を構築しシロアリが侵入しています。
基礎立ち上げ面に接した土壌面上のコンクリートは、基礎とは一体になっていないためこのような隙間が生じてしまうことがあります。
コンクリートをシロアリが齧って穴を開けることは殆どありませんが、構造的に生じてしまった隙間や、コンクリートの打ち継ぎ部分のもろいコンクリート部分ならコンクリートを齧って隙間を作ることは可能です。
特にジャンカ(コンクリートの打設不良。締め固め不足やセメントと砂利の分離等により、コンクリートが弱くなる)等がある部分等は、調査中ドライバーでカリカリしても崩れるくらいの脆さの場合もあり、木を齧るシロアリにとっては簡単に齧って突破出来ます。
カテゴリ - シロアリと建物
2018/07/07 (Sat)