シロアリ管理
基礎外断熱を施し、床下空間がまったく無い土間床構造の建物のシロアリ管理を継続的に行っています。
7年前に、羽アリが窓枠から発生してしまい、この建物を建てた工務店より依頼を受け処理を施し、今に至っています。
この建物は構造的に、シロアリが基礎に施してある断熱材より侵入してしまう可能性があり、床下からの点検調査が出来ない造りのため、建物の周囲にシロアリ監視杭なるものを設置し、建物周囲のシロアリの生息状況を監視しています。
建物の近くにシロアリの生息が無ければ、シロアリの侵入をある程度コントロール出来ます。
写真は、シロアリ監視杭にシロアリが入り込んだ状況です。建物に影響を及ぼさないように、この部分の処理を施します。
ちなみに、試験杭は手作りです。ベイト工法とは考え方や、対処の方法が異なります。システム的に対処しているものではないため、コスト面でのお施主さんの負担も軽減されます。
2013/09/26 (Thu)